USADONのブログ

日々思ったことをブログにします。ほとんど絵の事と大好きな洋楽の事だけど。

ロバート・プラント サマソニ2014

サマソニ2014 8月17日にレッドツェッペリンのボーカルで有名なロバート・プラントを見に行ってきました

舞州でのサマソニの参加は、暑さの事と帰りの事を考えたら行くのは無理かなと考えていました。
前日にサマソニのタイムテーブルを見てこれならロバート見にいけると思い、チケットを購入。
暑さがあまりにも厳しいのでロバート・プラントだけに参戦しました。

30分前に行くとまだ前の方が空いてたのでそこに立ったら、顔の表情までわかるぐらい前に行けて、こんなに前の方って昔サマソニデュラン・デュラン見た以来でした。
単独のライブって前の方を誰が獲得してるのかいつも不思議なんだけど、こういうフェスは早いもん勝ちなので、私のような人でも前に行けるんだよね。後で知ったけど、思ったほどお客さんが入らなかった事も理由なんだけど。
しかしロバートを前の方で見れるなんてもうすごく幸せでした。たぶんロバート単独、ロバート&ジミー、レッドツェッペリンのライブだったら絶対顔が見れる距離なんて行けないから、やっぱり行って良かったー!!

さて、ロバートのライブの内容は、素晴らしい!素敵!カッコいい!!!の一言でした!
私は18年前に大阪城ホールでペイジ&プラントのライブを見た事があるので、たぶんロバートはあの時の感じでするんじゃないかと思ったら、やっぱりそうでした。

18年前はエジプト風。今回はアフリカ風。

民族楽器が出てきて不思議な空間をかもし出していました。Black Dogの曲なんて、お経みたいにアレンジして歌詞は聞いたことあるけどこの曲なんだっけって感じで、ロバートは一筋縄ではいかない人でした。
ワールドミュージックっぽい感じだけではなく、ちゃんとレッドツェッペリンみたいにレッドツェッペリンの曲もやってくれて、全然衰えていないのにびっくりしました。高い声でシャウトはしないけど。

でも私は知ってるの。
ロバートの声の魅力は低音にあるって。むっちゃセクシーなの〜。そしてカッコいい声なの。姿もカッコいいし背が高いし。しわが増えたけど、そのかわり王子様から王様になった感じで。
そんな人がマイク振り回してハードロック歌ったらもうハート持っていかれます
ハードロックのロバートも大好きだけど、私はトラディショナルなロバートも大好きなんです。

18年前のライブの時レッドツェッペリンのハードな曲しか知らない状態でした。フォーク系とかカントリー系の曲がいっぱい出てきて、それらは全部新曲なのかなって思ったぐらいで。その時にロバートとジミーはトラディショナル系がすごく素敵と知ったのでした。ジミーのアコースティックギター一本とロバートの歌だけの時なんて、もう本当に心を奪われてしまいました。なんだろう、イギリスの吟遊詩人って感じで。過去から現在の時の流れを旅してるようなそんな雰囲気があって、あれでレッドツェッペリンのファンになったんだと思う。

今回ロバートのトラディショナルな伝統音楽な曲で気に入ったのは、シングルリリースされているRainbowって曲です。
ちょうど私も虹の絵をいっぱい描いてるしね
すごくシンプルな歌です。シンプルな歌詞。
I will be a rainbow ,I will bring the song for you ,I will carry on
なんだか心が温かくなる感じがします。
この曲って、シンプルな内容だけど、なにかそれなりに深い意味でもあるのかな?なんて、勝手にちょっと考えたりして。

東京のライブではロバートがこの曲を歌うと本当に虹が出たんだって。さすがロバートです。虹も出してしまうなんて、どこまで神秘的な人なんでしょう〜。
このRainbowの曲で、バンドの人たちがアフリカの民族楽器なのかな、みんなで丸いタンバリンみたいな楽器を持ってリズムを取るの。これがまたカッコ良くて私もそのタンバリン叩いてその中に入りたいって思いました。

ロバートって、強弱、静と動をうまく使って歌を表現しています。ライブの全体の構成もそんな感じでした。
最後のWhole lotta love に行くまでの、曲の流れ、タイミング、こういうのがすごく上手なんです。だからなのかときめいてしまうのです。この魅力に引っかかった人は虜になっちゃうんでしょうね

ロバートは最後にすぐに戻ってくるよって(reallyもついてた)言って舞台を去っていきました。
私はその言葉を信じて待ってるよ〜