USADONのブログ

日々思ったことをブログにします。ほとんど絵の事と大好きな洋楽の事だけど。

天国への階段

この間、レッド・ツェッペリンのボーカルのロバート・プラントのライブに行ってすごく良かったので、2007年のレッド・ツェッペリン再結成のライブが見たくなったのでDVDを購入しました。

やっぱりいい!
念願の再結成だったので、ジミー・ペイジが元気にギター弾いてるのが良くわかります。そりゃあね、あの時点で60代で若くないし、同世代のギタリストはもっと弾けるけどジミーちゃんは隠居生活して練習を昔からしてなかったせいか技術も若い時よりは少し落ちてるけど、それでもジミーちゃんはガツンッっと音を鳴らしていました。ロックしてるって感じかな。
他の人にはない味があるの。下手って言われるけど、たまに俺の方が上手く弾けるって言う人いるけど、ジミーちゃんみたいに弾ける人はいません!ジミーちゃんの代わりにレッド・ツェッペリンのギターを弾ける人はいないのです。それぐらいなんかすご〜く味があるのです。雰囲気というか。

ロバート・プラントのソロライブでなにげにロバートのヴォーカルの後にジミーちゃんのギターが入ればもっと奥行が出るのに〜って思いました。(バンドもすごく上手だよ〜)
それぐらいジミーちゃんのギターは特徴があるんでしょうね。そしてロバートの声とジミーちゃんのギターが合わさると、なんだろう、震える様な何かが伝わってくるのです。

今回の再結成ライブのDVDにおまけとして、ライブのリハーサルがまるまる収められていました。で、それを見て思ったのは、リハーサルだからすごくラフなんだけど、ロバートがロバートらしく歌っている。
リハーサルを見て、ロバートも本番はちょっと緊張するんだってちょっとびっくりしました。少し守りに入ってるというか。本番が緊張してるようには絶対見えないけど、でも、何十年かぶりの再結成に、一度っきりで、世界中からのすごい数の応募があったから注目度もすごいし、そりゃ緊張するよね。ヴォーカルって一番緊張するパートだし。すごく新しい発見でした。

後気になることが。リハーサルの天国への階段をロバートが歌っている時に、私だけかもしれないけど、もしかしてロバートちょっと泣いてるのかな?って。
この天国への階段の歌詞の意味が謎で有名なのです。天国への階段はロック、ポップス界の中で名曲なので皆聞きたい曲です。でもロバートは本当に歌いたがりません。どっかで歌いたくない理由として、歌詞に原因があるんだってのを見ました。
それで英語ができないけど辞書を引っ張って私なりに訳してみました。当時のレッド・ツェッペリンの環境も考えて。歌詞に出てくる「Lady」って誰なのかを考えて。全部のイメージをつかめたわけではないけど、もし私の考えてる事だったら、辛いかも。ロバートも年を年を取ってきているからよけいに辛く感じるようになってきてるのかも。
それと、久しぶりにレッド・ツェッペリンの本を出して読み返しました。ロバートが天国への階段の歌詞のでき方について語っていて、その時、精神的には絶好調とは言えなかったけど、すらすらと綺麗な歌詞が出てきたと。
もしかすると精神的に良くなかった事を詩にしたのかもしれない。何かロバートにとって辛いことを詩にしたのでしょうか?
リハーサルの天国への階段の時、ロバートが最後の絶叫のパート歌うの忘れたり、それぐらい辛いことを思い出させる曲なのかもしれません。
おまけのリハーサルを見て感慨深いものがありました。

私は天国への階段はすっごく好きってわけではないので、zepファンには悪いけど、私にとって演奏しなくても問題はありません。もし奇跡的に日本で再結成ライブなんかあった時、無理して天国への階段演奏しなくてもいいからね〜。
今でもレッド・ツェッペリン再結成を期待しています