私は映画ってほとんど見ないけどたまにライブを映画館でするので、それは見ます。
今回はDuran Duran。
残念ながらギターのアンディ・テイラーがいない4人だけのDuran Duranのライブ映画。
有名な監督が作ったライブ映画なんだけど、映画見ないから監督さんを知りませんでした。
デヴィッド・リンチという監督さん。
Duranのライブにリンチ監督の感性を乗っけた作品。
すごく驚いたのがDuranのサウンドが若返っていた。
ボーカルのサイモン・ル・ボンがあいかわらずの声で歌いまくっていました。昔の歌い方を取り戻したかのようだった。
私の大好きなジョンは優しそうなハンサムなおじさまになっていました。あいかわらずのノリのいいベース。カッコいい!
みんな年を取って渋いおじさまになってるけど、やっぱりみんな端正な顔でハンサムでした。カッコいい人は何歳になってもカッコいいのは、顔の作りが整っているせいなのかな〜なんて思ってしまいました。
人物画を描くのが好きなので、顔の骨格とか目と鼻と口の配置とか、そういうのに目がいってしまうのです。
Duranはみんな整った顔をしています。脱退したアンディ・テーラーも一緒だと思う。
ルックスだけじゃなくて、そのルックスに影響されているのか、サウンドもかっこいいの!
Led Zeppelinの本に誰かが書いてたけど、Led Zeppelinのサウンドを聞いただけでプレイしている奴らがカッコいいのがわかった、そう書いてました。それってあると思う。Duran Duranなんてまさにその通り!
そして歌詞も印象的でした。映画なので字幕がついているから理解できたような気がしました。サイモンが書く詩って昔から今一わからなくて、どういう意味なのかと頭悩ましたけど、今はなんとなくわかるような。私も年をとったのかな。
詩の内容が深い。 オーディナリー・ワールドの歌詞なんて今の世界にピッタリ。本当にそう思うよ。この曲聞きながら心の中でうなずきました。
あいかわらずのカッコいいサウンドにリンチ監督の映像もインパクトがありました。
思いもかけない映像がすごく面白かったです。やっぱりアートしてるのかな。シュールなのか、アバンギャルドなのか。
この曲でどうしてこんな映像なの?って本当に???でした。その映像にも?マークが出てきたし。
もしかして見ている人たちがなぜこの映像なのって?てなるから、?マークが出てきたのかな?
そこまで考えていたらすごい感性の監督かも。
Come Undoneっていう大人っぽい曲なんか、なんなんそれは?どっから浮かんできたその場面?っていうかリンチ監督ってDuranの音聞くとそういう映像が頭に浮かぶんだ〜。むちゃくちゃシュールやん!
少ないお客さんの中で一人心の中でツッコミ、心の中で一人笑っていました。(ちょっとむなしい・・・)
最後にサイモンが、監督はどっかの惑星にでも行ったのかな?なんて言ってたけど、私もそう思った。
まあDuran Duranもリンチ監督も宇宙に浮かぶどっかの惑星から地球にやって来たという事にしておきましょう!